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　神戸常盤大学は、2008年に設置された神戸市長田区に本部を置く私立大学です。略称は神戸常盤など。
　実学を重んじる建学の精神のもと、心身両面から「いのち」を支えるスペシャリストの養成を目指しています。

　兵庫区は、平清盛が日宋貿易の拠点として改修した兵庫港。古くから栄えていたこの一帯は、下町情緒に溢れています。阪神大震災で甚大な被害を受けましたが、徐々に復興が進められ、人口密度は市内でもNo.1。
　高速神戸駅、湊川駅周辺が区の中心で、古くから神戸の台所と呼ばれる湊川商店街、楠正成ゆかりの湊川神社などがあり、下町情緒たっぷりの場所。ここから程近い「新開地」は、戦前戦後の大衆芸能、大衆文化の発信拠点だった場所。今でもディープな雰囲気を色濃く残していますが、神戸アートビレッジセンターなど文化的な施設も建設されるなど、市民に根ざしたまちづくりが進められています。また、区の南に当たる海岸部は工場が立ち並ぶ一帯でしたが、地下鉄海岸線の登場により三宮までのアクセスが便利に。ヴィッセル神戸のホームスタジアムもあります。
長田区で最も賑わうのはJR新長田駅・地下鉄長田駅の一帯。ここはケミカルシューズ産業で知られ、オリンピック選手のスポーツシューズを手掛けるなど、その技術力は高く評価されています。駅近くにある「シューズプラザ」は真っ赤なハイヒールの巨大オブジェが目印。ケミカルシューズの紹介や販売を行っています。周囲には有名選手の靴型タイルをはめ込んだ靴型ロードもあります。
　もう一つの長田の名物は、牛すじとコンニャクを甘辛く煮込んだ「ぼっかけ」と、焼きそばとご飯を炒めた「そばめし」。長田にはお好み焼き店や焼肉店が点在し、これらの名物を味わうことができます。
　区の北部は神戸電鉄の長田駅、丸山駅、鵯越駅があり、一帯は山や谷が多い丘陵地。有名な義経の鵯越えの逆落としの舞台となった場所で、古くから開けた住宅地となっています。